朝、行きたいところがあったので新宿から西武電車に乗りました。
丁度、西武球場前行き急行が発車するところでしたので飛び乗りました。
電車に揺られること約40分弱で西武球場前駅に到着しました。
駅の名前は、未だにドームではなく秋山、清原、石毛、辻、渡辺久、工藤等がグランド内を駆け回っていた黄金時代のスタジアム名のままだったのがちょっと嬉しかったりしました。
ただ、終点に着く直前の車窓からは本当にこの緑広がるのどかで美しい景色の中に球場なんてあるのだろうか?という心配もありました(笑)
現在我がBsの本拠地は、かつて「グリーン・スタジアム」と呼ばれていましたが、このインボイス西武ドームという球場の「グリーンな具合」はそれを凌駕するものがありました。
球場の外も緑、球場の中も緑。とても目に優しい球場でした。

外野スタンドの芝生席。
まさにピクニック気分に浸れます。立つ人、腰を降ろす人、そして・・・。

ただ、この芝生席に限らず上の方に少しある長椅子でさえ「傾斜」があります。
恐らく角度のついていない平らな場所は、外野席には無いのではと思われました。
とにかく、飲み物の置き方には困りました。倒れると物凄い勢いで川となり流れ落ちてゆきます・・・(その先にあるカバンや荷物は全てビールかジュースのシミと香りのお土産を残して)。
しかし、目に優しい緑。死角が無く全てが見渡せるフィールド。スタンドから見えるブルペン。雨の心配がなく自然の風が流れる、屋根付きにもかかわらず閉塞感のない空間。一体何軒あるのか数えきれない数の売店と豊富な品目・・・。
本当に素晴らしい球場でした。
そして、レフトスタンドには知っている顔、顔、顔。
私たちの遠征仲間8名だけでなく、関西からの遠征組だけで30人は優に超えていたでしょうか?
そして関西のブロガーの先輩方とも約一月振りに対面。温かく迎えていただきました。
ありがとうございました!
本当にいろいろなことが想像以上でした。
本当に素晴らしい球場でした。
試合も途中までは素晴らしい試合でした、途中までは。
Bs 4 − 7 Lions
先発は川越会長でしたが、遠征した私を迎えてくれるかのようにいつもの「悪ゴエ」振りを遺憾なく発揮。

いきなり初回にライオンズの2枚看板、かぶれらさんに先制タイムリー、続く和田さんにも2ラン・ホームランを浴びて早くも3点を献上。
私たちは慣れてますけどね・・・。
そしてまたいつものように、その後暫くはキッチリ抑えます。
その間に、打線は中盤にようやくライオンズ先発のギッセルさんに襲い掛かります。
まずは、やはりこの人。
4回2アウトランナー無しから打席に入ったのは、俺たちのよしくんでした。

大阪からやってきた私のために(笑)、珍しくレフトスタンドへボールを届けてくれました。
ボールの軌跡には、ヒコーキ雲のように「遠くまでよく来てくれましたね」という文字が私にだけはハッキリ見えました(笑)
私的には、これでこの遠征は「勝ち」ました。
しかし、これがこの遠征で起こった幾多のサプライズの呼び水になろうとは、この時には思ってもみませんでした・・・。
続く5回の攻撃。
1アウトから9番・ルパン森山君がスタメン起用に応えて、この日2本目のヒットで出塁します。

そして同じくこの日2本目のヒットで、1番・真ちゃんが繋ぎます。

1アウト1・2塁のチャンス。
ここで今季初めて同時にスタメンに名を連ねた「下爺・早爺」コンビの2番・ハヤカーがセンター頭上を破るタイムリー・2ベースヒットで遂に3対3の同点に!

快足だけでなく、パンチ力も魅力ですね!
イケイケのBs打線。レフト・スタンドの応援も大いに後押して、久し振りにヒットが連なります!

3番の漢・塩Zも、ここで打たなきゃ「漢」が廃るとばかり気合で続きます。

レフト前へライナーで弾き返すヒットとなり、2塁から俊足・ハヤカーが還り、珍しく(笑)一気の逆転に成功しました!


それなのに、あぁ、それなのに。
初回を除いてここまで0点で抑えていた川越選手会長は、6回に3連打を浴びて1アウト満塁の後、セカンド・ゴロで同点に追い付かれてしまいました・・・。
そして7回先頭のかぶれらさんにとんでもない当たりのホームランを浴びて逆転を許してしまいました。
まるでマンガのような、ピッチャーがグラブを高くかざせば捕れたかもというような低い弾道が、どんどん加速してそのままバックスクリーンに突き刺さりました。
前日の「場外」ホームランも凄かったらしいですが、このホームランも度肝を抜かれました。
こういうホームランは、何とかって言いましたよね?
ああ、「驚弾」でした・・・。
続く和田さんに四球を与えたところで無念の降板となりました。

ここから小刻みな継投が始まり、睡魔を誘ういつもの展開(笑)
しかし、睡魔を吹き飛ばすビッグ・サプライズが生まれました(爆)
1アウト1・3塁で、ライオンズ銀仁朗君の放った打球はまるでノックかと見紛うばかりの平凡なショート・ゴロでした・・・。
セカンド・ベースカバーの森山君も絶妙のタイミングでセカンド・キャンバスに入ります。
が、しかし。
我らの光尊様はベンチ、レフト・スタンド全ての人間の6−4−3のゲッツーでチェンジの予想を無視するかのように、敢然とバック・ホーム!!
・・・・・思えば、ここインボイス西武ドームは光尊様にとっては痛すぎる思い出がありました・・・。
解説の本西さんに、プロの守備ではないとの酷評をいただいた思い出の地でありました。
更に、交替したピッチャーがヨシカーというところも悪い予感に拍車をかけました。
この試合が生んだ強烈なトラウマが、我々には想像できない極限状態を作り上げたのでしょう。
光尊様の信じられないバックホームは、信じられない魔送球となりました。
まるで若いピッチャーが、先発のプレッシャーを打ち消すためにプレーボール前にわざとバックネット目掛けて思い切り暴投するかのように、光尊様の投げたボールはキャッチャーの頭上遥かを抜け、ネットを直接揺らしました・・・。
これがサッカーだったら、見事なゴールでしたが。
ネットが無ければ、どこまでも・・・。そう、先程のかぶれらさんのホームランのようにどこまでも・・・。
どこまでも勝利からは遠ざかりました・・・。
よしくんのホームランといい、光尊様のある意味「神プレー」といい、貴重な美味しいシーンに恵まれ、遠征冥利に尽きました。

先日のグラブ叩きつけに続き、この日は足元にあるつもりの空き缶を、思い切り蹴飛ばされて悔しさを迸らせられました(笑)。舌が回りませんね。
緊張感のあった試合も、この回の3失点で万事休す。
優勝争い真っ只中での戦いには慣れているライオンズが、2日も続けて取りこぼすことは普通に考えてあり得ない状況ではありましたね・・・。
悲しいけれど(笑)
私が見なかった前日は最高の形での勝利。私が見たこの日は、このような形での敗戦。


野球の神様は「イケズ」なのでしょうかね?
私の遠征初観戦試合では勝利の瞬間を見届けることはできませんでした。

写真が煙って見えるのは、私の涙のせいではありません。花火で残った煙によるものですので念のため(笑)・・・・・。
球場を出ると、外は雨でした。
外では同じく関西から遠征されていたライオンズ・ファンのお友達ともドーム、スカイ以外で初めてお会いすることができました(笑)。
彼らにとってはここが聖地。
今回の聖地巡礼で初めての勝利のあと。
後光が差して見えましたよ(笑)
屋根が被さったために必要のなくなった、かつての外野の照明塔が巨大なオブジェのように私を見送ってくれました。
私はそのオブジェに向かって、いつかまたここへ戻ってくることを、そしてこの地での勝利を必ず見届けることを最後に誓って、この獅子たちの祭典を後にいたしました。
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